Officer
理事長 玉川健吾
より良くありたいと願い、行動を起こそう。
行動することで、素晴らしい出会いがある。
その出会いは、あなたの未来を必ずより良くする。
そんな未来のあなたは、地域の希望となる。
「より良くありたい」私は、そう願い行動しています。その中で、失敗も多くあり常に正しいことでもありません。しかし、どんな困難な状況であっても、仮に良い状態であっても、より良くありたいと願い行動しています。
未来に悲観するのではなく、心躍る未来を描き、変化を恐れず、信じる未来に向け行動を起こそう。私たちの未来は誰の手でもなく私たちの行動にかかっている。描くことができる未来は必ず実現できる。一人では成しえなくとも、私たちには志同じくする仲間がいる。私たちならきっとできる。一緒により良い未来を作ろう。
そして、夢を描き行動するあなたは地域の希望となる。
私は、2012年にUターンして翌年に苫小牧青年会議所に入会しました。当時の私は、前職で染みついた職務柄なのか、物事を機械的に、計算的に動く人間でした。そして、うまくいかないことがあったら、上役、委員長のせいにする、本当に相手の事を慮ることができない人間でした。
副委員長を務めた際のことです。委員長とは特段友人関係が深い方ではありませんでしたが、割と出席率が良い若手ということでお声がけをいただきました。委員長は、LOMにおいてスタッフ経験もなく、議案構築や委員会運営において、苦戦していたこともあり、委員会メンバーの時間を多大に消費していました。私は、寄り添って話を聞くのではなく、「効率が悪い、委員長なのだから責任感も持ってほしい、一緒にJCなんてやっていられない」等、自分が言われたら嫌と感じることを言葉に出してしまっていました。委員長は大変苦労していたものの、一生懸命取り組んでいました。そんな相手に対して、暴言を吐いていたのです。紆余曲折はありながらも、そんな私の発言にも耳を傾けて1年間を全うされました。当時の私は、自分だけの物差しで相手を評価して、相手を追い詰めていたのです。
そんな私も、LOMで委員長を務めることになり、逆の立場に立つことで気づきをいただきました。私の委員会メンバーは、「委員長と委員会賞を取りたい」と自主的に各々大変奮起してくれました。私のわがままにも、一度の文句を言わずに必死に取り組み、利他の精神を体現してくれたのです。そこで、委員会メンバーへの感謝はもとより、過去の自分の過ちに気づかされました。自分は心ある委員会メンバーに支えてもらったが、過去の自分はどうだったか、自分の物差しで、相手を攻撃していなかったか、その時相手はどんな気持ちだったか、利他の精神があったのか、自身の委員会メンバーの愛の行動で気づくことができたのです。さらに、私がそんな態度をとっていたにもかかわらず、私のお仕えした委員長は最後まで愛をもって接してくれ、私の委員会サポートはもとより、今も私のJC活動を応援してくれています。また、そんな深い関わり合いがなくとも、私の成長を願って大切な時間を使い、無条件に応援してくれている先輩がいます。そんな、多くの方々の利他の精神、愛のもとに自分のJC活動ができていることを心に深く留めたい。
誰がために尽くす志を立て、公に尽くしてまいります。
私は、青年会議所の可能性を信じています。こんな私でも変わることができたのです。損得勘定なく、無条件で他を想い行動する青年を輩出する団体、こんな団体は他にはありません。なぜできるのか、JCIMISSIONにある通り、「青年が社会により良い変化をもたらす力を与えるための発展と成長の機会を提供する」これこそが青年会議所の使命であり、社会をより良くする運動を通して、誰がために行動する心を育んでいるのです。成長した我々青年は、地域をより良くする運動を行い、人と地域を変えていく。そして、成長を遂げた青年は卒業後も地域を牽引する人財であり続けます。そんな尊い青年会議所を次世代により良い形で紡ぎたいと考えています。
私たちは青年経済人であり、会社においては自社を発展させる、家庭においては家族を守る使命があります。そして、社会環境は時代の移り変わりにより大きく変化していきます。その変化に対応するために私たちは成長する必要があります。経済的発展による利益の追求は必要ですが、そればかりを追い求めてしまうと社会に悪影響をもたらし、ひいては、自社の発展の妨げに繋がることは歴史が査証しています。地域の未来を担う我々青年経済人は、経済の発展と共に社会の発展も牽引しなければなりません。実際に、社会に目を向けると、環境、社会、企業統治に配慮している企業が社会から支持されており、社会課題に取り組む企業は持続可能性が高く長期にわたって成長が期待されています。社会をより良く変え、経済を良くしていくという逆転の発想が必要なのです。より良い豊かな人生を送るために成
長が必要なのです。
青年会議所における成長とは、単なるスキルアップのことを意味していません。入会して、ITスキルが身についた等の成長もありますが、それだけでは、まちをより良くすることはもとより、自身の成長や自社の発展にも結び付きません。
成長の定義は、誰がために行動する利他の精神と人の心を動かす行動です。言い換えると、人、地域に奉仕し、社会活動ができるようになることです。利他の精神を学び、共に行動し、地域に奉仕を行う。だからこそ、地域からの信頼があり、会員間の結びつきが強くなるのです。自分勝手な人には到底できません。
最初は自分のため、身近な人のため等、様々な動機で活動することは大いに結構です。夢や願い、過去や他社との比較、様々な動機があるでしょう。しかし、JC活動を真剣に行う中で、多くの出会いと学びの機会によって、少しずつ価値観が変わっていきます。誰かのために、まちをより良くしたいと社会的使命の志が芽生えていきます。それがJCにおける大きな成長です。そんな志あるあなたは、利他の精神で人の心を動かせる行動ができるようになります。その先に、自社の発展や家庭においても好影響をもたらすことできるようになると信じています。
「真に豊かな生活の実現は、個人の集合である地域が一体となって、願い運動していかなければなりません。」いつの時代も、価値観を共有して相集い力を合わせ行動し、変革を牽引してきたのは我々青年世代です。変化する時代の中でも、時代に即して変わり続けてきたからこそ、青年会議所が今も存続しているものと考えています。だからこそ、原点に立ち返り価値観を共有し、まちのあるべき姿を描き、今何をすべきかバックキャスティング思考から運動を起こそう。過去が未来を決定づけるのではなく、どのような未来を描き行動するのかが重要であり、そうすることで今の運動や過去が意味を持つものだと考えています。 まちの発展と会員企業の成長、地域の人々の暮らしがより良くなる政策を掲げて運動することで地域や企業からの信頼獲得となり、青年会議所の更なる発展に結びつくと信じています。
私は、メンバーの皆さんが青年会議所を愛し、活発に地域のために活動する集団であってほしいと願っています。
組織運営において、メンバーが杞憂なく活動できる環境を整えることは、我々が生み出す運動に力を与えるものです。円滑な運営を行うことで、より良い運動を生み出す議論を創出したいと考えています。また、LOM一丸となって活動するために、メンバーの活躍を隅々から拾い上げ共有し、目標に向かって切磋琢磨し、誰がための精神を育んでほしいと考えています。さらに、渉外として、他LOMとの交流を図ることや、出向者への支援を行う中で、違いに触れる機会を創出し、新たな考えや仕組みを学ぶことで、LOMの成長につなげたいと考えています。
また、長年にわたり社会の課題を解決し、地域をより良くする運動を行っている団体であるにもかかわらず、青年会議所を知らない市民が多くいることは大変残念でなりませんし、メンバーの皆さんには、自分たちの活動、運動に誇りをもってほしいと考えています。私は、メンバーの皆さんが多大な労力を費やし、使命感をもって活動する青年会議所の価値を高めたいと考えています。広報の発信方法については、近年のIT化の進展により多様な手段が生まれ確立されてきました。大切なのは、私たちが青年会議所の魅力を共通言語として理解し、誰に何を伝えるべきかであります。見る人の感情を揺さぶる魅力をしっかりと伝播し、共感される組織を創っていきたいと考えています。
私は、この苫小牧が活気に満ちていて、笑顔溢れる地域となり、誰もが希望を持てるまちであってほしいと願っています。
苫小牧市は、大企業の進出により緩やかに続いていた人口増加も2013年の174,469人をピークに減少に転じています。さらに2020年より減少が1,000人台で推移し、急激な少子高齢化を迎える可能性が高まってきています。今後財政はもとより、行政サービスの悪化が予想される未来となります。また、それに伴い地場の事業者の事業縮小や廃業も余儀なくされる危機感がでてきています。10年後20年後の未来を描いてください。「私たちが住み暮らす苫小牧は、人口増加する市民で活気づき、産業の充実が図られ、幸福が満ち溢れている。」そんな幸せの好循環を描き行動していきたいと考えています。人口減少、IRの頓挫、新型コロナウイルスの影響やウクライナ危機による経済のダメージ、閉塞感漂う地域に希望となる政策を打ち出していきたい、すべての子どもをまちのみんなで本気で応援する、まちのみんなが幸せになる政策を推進したいと考えています。
兵庫県明石市は、そんな政策を打ち出し、9年連続の人口増、4年連続の出生数増を達成し、税収面でも財政の健全化も果たしており、2022年6月には子ども家庭庁創設にかかわる国会参考人招致において政府に明石市の政策を具申しています。2023年4月には子ども家庭庁の新設も決定したことから、今まさに機運が高まっています。
青年会議所から幸せの好循環を描き、地域の希望を生みだしたいと考えています。
私は、市民が自ら望む地域を想い描き、当事者意識を持って市政に参画する自由で活気溢れる地域であってほしいと願っています。
地域はそこに住まう人の集合体であり、人々が願う地域の未来があるはずです。現代では民主主義のシステムにより市民の代弁者である政治家を通して、運営する市政に願う地域に必要なことを訴えかけます。しかしながら、苫小牧市議会議員選挙の投票率は右肩下がりで2019年度の統一地方選挙においては、過去最低の46.3%まで下落しています。特に若年層及び我々責任世代の投票率は、27.4%と4人に3人は住まう地域の未来を考えていない現状です。地域に住まう人の意識以上に地域は良くならないにもかかわらず、地域に対する意識が低いままでは、誰もが希望をもって暮らせるまち、明るい豊かな社会に近づくことはできません。市民がまちづくりに主体的に関わる社会参画の仕組みづくりの政策を推進したいと考えています。
山形県遊佐町は、早くから市民が政治参画するまちづくりの仕組みを取り入れ、前回の統一地方選挙においては、投票率は63.63%と大変高い水準であり、2021年10月の衆議院選挙では、18歳投票率が63.53%と苫小牧の若年層と比較すると大きな差があります。2023年度は統一地方選挙もあることから、市民意識向上の絶好の機会と捉え、まちづくりに対する市民の当事者意識を芽生えさせる仕組みづくりを青年会議所から発信したいと考えています。
私は、いつの時代も青年会議所が青年に発展と成長の機会を与える団体、地域で活躍し続ける青年経済人を輩出する組織であり続けてほしいと願っています。
日本青年会議所の会員数は、1993年の67,309人をピークに減少傾向が続いています。これは、苫小牧青年会議所においても同様で1986年の170人をピークに減少に歯止めがかかりません。人口減少、廃業、地域の衰等、様々な原因があるものの、青年会議所が輩出する人財が地域で光り輝く事実は変わりません。より良い地域を作り出すには、志同じくする会員の増加は必要不可欠です。そして、その芽を多く種まきし、次世代に残していかなければなりません。青年会議所の本質を理解し、魅力をしっかりと他者に伝えていく事が必要です。青年会議所に入会することが最大の市民意識変革運動であることを再認識し、会員数100名を目指し運動を行いたいと考えています。
また、苫小牧青年会議所は、新入会員の研修を目的としたアカデミー塾が設置されてきた歴史があります。しかしながら、年度によって方針、運営面が異なる等の課題もあります。重要なことは、変わらぬ理念とあるべき姿を伝えることであり、計画的に教育していく事が可能であると考えています。日本青年会議所本会や北海道ブロック協議会と連携して教育の機会を確保するとともに、この地域には我々が学ぶべき素晴らしい先輩諸兄にも協力を仰ぎ、多様な成長の機会を提供していきたいと考えています。
拡大から教育まで一貫して行うことで、青年会議所の理念、JAYCEEとしてあるべき姿を伝え、地域の希望となる種を育くみたいと考えています。
私は、いつの時代も先輩諸氏と現役が心通う、かけがえのない繋がりが生まれる青年会議所であってほしいと願っています。
私たちが青年会議所運動をできているのは、先輩諸氏が70年にもわたって行政や関係諸団体と手を取り合い、脈々と運動を続けてこられたからです。その結果、地域から信頼を賜り様々な場面で青年会議所の地位を獲得してきたのです。私たちは、この巨人の肩に乗って運動できていることに深く感謝し、青年会議所を進化させ次世代に引き継いでいく責務があります。また、青年会議所は様々な場面でメンバー間の交流が図られる機会があり、その機会を有意義なものとすることで、かけがえのない繋がりが生まれます。交流の原点を振り返り、心を通わせ深い絆が育まれる交流を図り、いつの時代も地域や先輩諸氏から期待される青年会議所を創っていきたいと考えています。
私は、いつまでも青年会議所が地域からの希望となる組織であってほしいと願っています。
苫小牧青年会議所は、2023年に創立70周年を迎えます。これもひとえに多くの先輩諸氏が地域を想い率先して行動を起こし、明るい豊かな社会を目指し運動を続けてこられた賜物です。そして、積み重ねられた歴史と伝統を創り地域からの信頼を獲得し私たちの活動、運動の礎となっています。我々は長期ビジョンである明るい豊かな社会を標榜し、10年を目途とした中期ビジョンを指針に置き、短期ビジョンである単年度の理事長所信を基に活動、運動を行っています。今の私たちの運動の指針は創立60周年の際に2023年の苫小牧を見据えて制定された未来への宣言です。宣言の内容は、市民主導、連携、夢や希望が持てる苫小牧の創造を掲げ、様々な事業において市民を巻き込み運動を行うことを目指しました。私たちは過去を学び、今後の苫小牧のありたき姿を描き、行政や関係諸団体と共にそのビジョンに向かって運動をすることで、より一層実働する中期ビジョンになると信じています。この繰り返しこそが新たな会の歴史と伝統を創り、地域からの信頼と付託を得ることにつながり、地域がより良く変化することにつながります。
そして、我々青年世代が率先して地域の活力の源を行うことが、いつの時代もその中心に青年会議所が存在することにつながっていると考えています。市民との最大の交流の場であり、おまつりを通して生まれる結束は、1年間運動を行う上で必要不可欠なものです。また、多くの市民の笑顔を創出することで、地域のために行動する尊さを再確認し、市民にも伝播することで、運動の推進力が向上することと考えています。
おわりに
God grant me the serenity to accept the things I cannot change,
The courage to change the things I can; and the wisdom to know the difference.
~アメリカの哲学者ラインハルト・ニーバー~
<情熱>
「変えてはならないものを受け入れる、心の情熱を我に与えたまえ」
<勇気>
「変えるべきものを変える、チャレンジする勇気を我に与えたまえ」
<英知>
「変えていくものと残すもの、その2つを見分ける英知を我に与えたまえ」
青年会議所の最上位の目的は、青年により良い変化をもたらす力を与えるために発展と成長の機会を提供することです。常にその目的に立ち返り思考を巡らせていきたい。愚直にまちづくりに向き合い実践することでひとづくりにつながると信じています。
私たちは利他の精神を前提とした行動を率先して起こし、LOMにおける愛を拡げ、地域に対する運動を活発にすることで、幸せを生み出し続けることができる団体であり続けます。
精神性を継承し次代に伝え、変えるべきものは時代に合わせて変えよう。変化を恐れず、英知と勇気と情熱をもって行動しよう。
あなたの行動が心躍る苫小牧、青年会議所の未来を創ります。
スローガン
基本方針
1. 誰もが挑戦できる成長の機会を提供
2. 共感を生む活力溢れる心豊かな組織運営
3. 行政、議会を動かす運動の実現
4. 未来を担う人財の発掘と育成
5. かけがえのない繋がりを生む交流の実施
6. 感謝と心躍る未来の発信
■総務渉外委員会
・総会、理事会などの諸会議における準備、設営、議事録の作成、庶務に関する事項全般
・諸会議における上程資料の管理及び書類の管理、保管
・要覧、会員名簿、報告書の作成及び配布、発送
・ホームページやSNS、各種メディアや広報誌を活用したファン獲得の推進
・メンバー間の心を繋げる対内情報発信
・各種例会、事業における目的、参加を促進させる対内情報発信
・LOM活動、運動に関する記録と管理、保管に関する事項全般
・アテンダンス管理並びに対外事業に関する出欠管理全般
・渉外活動に関する事項全般
・出向者に対する支援全般
・効果的な運営の共有、会員の結束を高める例会の実施
・アワード例会の企画、運営
・会員拡大の推進と実施
・創立70周年に関する事項の全般
■まちづくり政策委員会
・子どもを核としたまちづくり推進に関する例会の実施
・子どもを核としたまちづくり推進に関する事業の実施
・会員拡大の推進と実施
・創立70周年に関する事項の全般
■地域未来政策委員会
・誰もが主役のまちづくり推進に関する例会の実施
・誰もが主役のまちづくり推進に関する事業の実施
・会員拡大の推進と実施
・創立70周年に関する事項の全般
■拡大研修委員会
・会員拡大の実施
・会員拡大に関する例会、事業の実施
・会員資格、入会に関する事項の調査、実施
・青年会議所の本質を学び、多くの絆を生み出す活動、研修委員会の実施
・活躍している経済人並びにOBと連係した研修委員会の実施
・日本青年会議所並びに北海道ブロック協議会を活用した研修委員会の実施
・研修の成果を発揮し、組織を活性化へ導く例会、事業の実施
・たるまえサンフェスティバルに関する支援
・創立70周年に関する事項の全般
■交流委員会
・新年交礼会、OB交流事業、卒業式の実施
・会員間の心が通う場の企画、運営
・樽前山神社例大祭に関する支援
・スケートまつり、港まつりに関する会議体との連携による支援
・会員拡大の推進と実施
・創立70周年に関する事項の全般
・各種周年事業に関する調査分析
・苫小牧青年会議所創立70周年実施組織の立ち上げ及び運営
・苫小牧青年会議所創立70周年記念式典、懇親会の企画運営
・苫小牧青年会議所創立70周年記念事業の企画運営
・LOM事業として、スケートまつり、港まつりに関する企画運営
・会員拡大の推進と実施
・創立70周年に関する事項の全般
委員長 江島 大和
苫小牧青年会議所は、先輩諸氏より脈々と受け継がれてきた組織運営のもと、地域の共感を得ることで今日まで紡がれてきました。我々は、今後も活発に地域に寄与していくうえで、活力溢れる組織であり続けなければなりません。変化が加速化する社会情勢においても、柔軟性のある効果的なマネジメントと情報伝播による地域からの信頼により、メンバーが利他の精神と誇りをもって、活発に活動や運動に挑戦できる組織づくりが必要です。
そのためには、我々が生み出す運動に力を与えるべく、厳正な管理と発信の追求により、メンバーが杞憂なく活動できる環境を整えます。そして、より良い運動を生み出すために、資料管理と事前準備を確実に遂行し、メンバーが万全な体制で臨める環境づくりを行うことで円滑な諸会議を運営いたします。さらに、LOM一丸となって活動をするために、活動や運動の本質と出欠状況含むメンバーの活躍を隈なく共有する対内情報発信をいたします。そして、LOMのさらなる成長に繋げるために、渉外や出向者支援によりメンバーが違いに触れる機会を広げます。さらに、我々が地域に必要とされ続けることや、メンバーやOBに青年会議所の活動や運動の理解を深めていただくために、軸とする広報と受け手に沿った広報を使い分け、適時に発信することで人の心を動かす広報につなげます。また、メンバーの結束を高めるために、当委員会の活動の検証と成果を共有する例会と、一年間の活躍を称え合う例会を企画、運営いたします。当委員会が全てを尽くし切ることで、メンバーが青年会議所を愛し活発な活動につなげ地域に愛される組織が形成されます。
メンバー全員の利他の精神が深く育まれ、目標に向かい切磋琢磨し、市民から共感を得られる組織へと飛躍し信頼を積み上げることが、我々の不断なる成長と揺るがない地位への礎となり、私たちが目指す明るい豊かな苫小牧の創造につながることを確信いたします。
1.諸会議における準備、設営、議事録の作成、庶務に関する事項全般
2.諸会議における上程資料の管理及び書類の管理、保管
3.要覧、会員名簿、報告書の作成及び配布、発送
4.ホームページやSNS、各種メディアや広報誌を活用したファン獲得の推進
5.メンバー間の心を繋げる対内情報発信
6.各種例会、事業における目的、参加を促進させる対内情報発信
7.LOM活動、運動に関する記録と管理、保管に関する事項全般
8.アテンダンス管理並びに対外事業に関する出欠管理全般
9.渉外活動に関する事項全般
10.出向者に対する支援全般
11.効果的な運営の共有、会員の結束を高める例会の実施
12.アワード例会の企画、運営
13.会員拡大の推進と実施
14.創立70周年に関する事項の全般
1.諸会議への準備、庶務全般を円滑に遂行することを目的とする。
2. 情報や資料を共有し、今後の活動、運動に寄与する環境を整えることを目的とする。
3.会員間、関係各所に情報を共有し、円滑な会務運営に寄与することを目的とする。
4.市民の苫小牧青年会議所に対する理解と信頼の向上を目的とする。
5.組織内の情報発信を活性化し、効果的な運営に寄与することを目的とする。
6.各事業への参加を促進させることを目的とする。
7.活動、運動に関する記録をLOMで共有することを目的とする。
8.数的管理を共有し、参加動員につなげることを目的とする。
9.円滑な対外活動と、会員が成長できる機会の提供へつなげることを目的とする。
10.出向者の支援及びメンバーが出向への関心を持つことを目的とする。
11.効果的な組織運営につなげることを目的とする。
12.一年間を振り返り、互いを讃え合うアワード例会の企画、運営を目的とする。
13.新入会員の拡大を目的とする。
14.70周年記念事業及び式典を行うことを目的とする
委員長 江島 大和 委員 今井 祐太 委員 橋爪 幸次
副委員長 北澤 真弓 委員 草刈 絢那
幹事 瀧澤 僚貴 委員 長澤 潤也
委員長 平野 寿浩
全国には子育てに対する大胆な経済支援により、人口増加を実現している自治体があるなか、苫小牧市は十分な政策を打ち出せておらず、子育てに伴う経済的負担が重いという市民の声が多くあります。子育て環境の良いまちは子育て世代に選ばれることから、苫小牧市も子育て政策に重点を置かなければ、人口減少の加速につながります。苫小牧市は、子育て支援の充実から人々に選ばれ、幸せの好循環を生み出すまちとなる必要があります。
そのためには、行政や市民と共にまちを変えるべく、市民が望む未来を共有し、子どもを核としたまちづくり政策を推進します。そして、子育て政策がまちの好循環につながることを理解していただくために、苫小牧市の現状と子育て政策で実績を残している自治体との違いを会員に周知し、子育て政策の必要性と実現までの道筋を共有する例会を構築します。さらに、会員と行政が市民の必要とする子育て政策を把握するために、市民がまちの展望への理解を得たうえで、子育ての困難や求める支援に対する声を聴く機会を設けます。そして、集約した市民の声を実現可能な形にするために、子育て世代が考える理想の未来と現在の状況と課題を照らし合わせ、行政と協議し、現実を踏まえた実行すべき政策を具体化します。さらに、市民と作り上げた政策が確実に実行されるために、行政と子どもを核としたまちというビジョンを共有したうえで、市民と共に行政に対し、市民の声が形となった子育て政策を提案します。密接に行政と連携し、まちのみんなで足並みを揃え、選ばれるまちとなるべく歩みを進めることにより、より良き次代の創造につながります。
行政を含めたまちのみんなが、今まで以上に子育て世代を応援することで、まちに対して希望や自信につながり、まちの好循環が生まれ、それが今後永きに渡り続いていくことにより、まちに活気や笑顔が満ち溢れ、明るい豊かな社会につながると確信しております。
1.子どもを核としたまちづくり推進に関する例会の実施
2.子どもを核としたまちづくり推進に関する事業の実施
3.会員拡大の推進と実施
4.創立70周年に関する事項の全般
1.子育て政策がまちの好循環につながることを理解していただき、意識の醸成と協力体8 制を理解することを目的とする。
2.より良い次代の創造を果たせる環境の構築を目的とする。
3.運動を通して青年会議所に対しての理解と共感を得ていただくことから始まる会員拡大活動を目的とする。
4.新たな10年を築く契機となる70周年記念事業を行うことを目的とする。
委員長 平野 寿浩 委員 榎本 翔太 委員 田畑 誠郎
副委員長 木村 勇一郎 委員 北 圭一朗 委員 長尾 洋平
幹事 横山 遥一 委員 佐々木 美加
委員長 久積 和博
苫小牧市の若年層は、市政には自身の声が届かないとの考えを持つ者が多いことから、選挙の投票率や市民意識調査アンケートの回収率も低くなっており、地域に対する意識が低い現状があります。地域に対する意識の低下により、自らの考えを表現できずに、若年層が希望をもって社会参画できない状態では、誰もが住みやすい地域の実現はできません。若年層がまちづくりに主体的に関われる仕組みと当事者意識の醸成が求められています。
そのためには、市民が主体的に社会参画している地域と比較し、まちを活性させるべく、若年層のまちづくりへの意識醸成を促します。そして、会員と地域の未来への意思を統一するために、市が取り組む問題や政策への理解を深め、市民のシビックプライドが醸成されたまちを目指す意義を伝えます。さらに、若年層が市政やまちづくりに関心をもつ契機を作るために、若年層が苫小牧市の未来構想と市議会議員候補者の考える政策や未来像に触れる場を設けます。また、若年層が主体的に社会参画するために、まちづくりに積極的に参画する団体と協働し、市民と市や議会をつなぎ、誰もが社会参画できる仕組みを構築します。さらに、若年層のまちづくりへの意識醸成のために、実際に若年層が議論を重ね、自分たちの意見を市政に反映させる体験を創出します。そして、次年度以降も市民の当事者意識の醸成が推進されるために、市と連携し、市民の声が反映される新たな社会参画の仕組みが継続する道筋をつけます。我々の運動が地域を動かし、市民が率先して社会参画できる体制を整えることで、活発な市民で溢れるまちになるよう邁進してまいります。
市民が当事者意識をもって社会参画し、未来への希望をもち主体的に地域の未来を考える力を培うことで、自身の声が市政に届く理想の地域社会が生まれ、次代が自らの住まうまちに誇りと愛着をもち、明るい豊かな活気溢れる苫小牧が実現すると確信しております。
1.誰もが主役のまちづくり推進に関する例会の実施
2.誰もが主役のまちづくり推進に関する事業の実施
3.会員拡大の推進と実施
4.創立70周年に関する事項の全般
1.市が取り組む地域問題や政策への理解を深め、シビックプライドの醸成の意義を共有することを目的とする。
2.市民が主体性をもって社会参画できるシステムの基盤を作ることを目的とする。
3.運動を通して青年会議所に対しての理解と共感を得ていただくことから始まる会員拡大活動を目的とする。
4.新たなる10年先を見据え、多くの人を巻き込み未来へ挑戦する姿勢を示すことを目的とする。
委員長 久積 和博 委員 大野木 琢也
副委員長 中江 友紀 委員 前川 翔也
幹事 佐々木 翔哉 委員 南 亮太
委員長 青塚 昇太
青年会議所は、地域に住まう青年に発展と成長の機会を与え続け、光り輝く人財を多数輩出してまいりました。変わらずに地域の未来を担う人財を輩出する組織であり続けるには、会員減少傾向に歯止めをかけることが重要であり、若年層が多い組織になりうる昨今においても、変わらぬ理念とあるべき姿を次世代に継承していかなければなりません。会員増加への意思統一の下、継続的な会員拡大且つ持続的な研修システムの確立が必要です。
そのためには、多種多様な成長の機会を与えながら、JAYCEEのあるべき姿を伝えるとともに、その魅力をもって行動を起こせる好循環サイクルを創出してまいります。そして、次世代に紡ぐために、青年会議所の理念共感を浸透させ、会員獲得へのプロセスを共有することで、各会員による自発的な会員拡大への運動展開を示すよう説いてまいります。さらに、発展と成長の機会を最大限効果的に活用するために、現役会員からの学びや、本会や地区で用いられている教育ツールを有効に使い育成をしていくとともに、経験と知識豊富なOB会員と連係し、本質と実質のわかる研修システムを確立します。また、組織を活性化へ導くために、拡大と教育を一貫して行うことで生まれる観点と、専門知識を得た思考や、研修生ならではの柔軟な発想を取り入れ、多くの人と触れ合うことで形成された思考力と豊かな絆で構築された例会を企画いたします。会員拡大こそが最大の市民意識変革運動であることを認識し、継続的且つ持続的に地域を牽引する人財を未来に渡って生22 み出しつづけることで、地域の希望となる種を育み、強固な組織へと導いてまいります。
苫小牧青年会議所が再び100名を超えるLOMとなり、志を同じくする多くの仲間が運動の展開をすることで、人々から必要とされ、信頼が得られることで、LOMに対してさらに愛着を持つことができ、明るい豊かな苫小牧の創造につながると確信しております。
1.会員拡大の実施
2.会員拡大に関する例会、事業の実施
3.会員資格、入会に関する事項の調査、実施
4.青年会議所の本質を学び、多くの絆を生み出す活動、研修委員会の実施
5.活躍している経済人並びにOBと連係した研修委員会の実施
6.日本青年会議所並びに北海道ブロック協議会を活用した研修委員会の実施
7.研修の成果を発揮し、組織を活性化へ導く例会、事業の実施
8.たるまえサンフェスティバルに関する支援
9.創立70周年に関する事項の全般
1.全メンバー総力を挙げ、会員数100名以上の会員が在籍するLOMの実現を目的とする。
2.全メンバーに会員拡大の重要性理解していただき、自発的に拡大運動に取り組むメンバーの意識醸成を目的とする。
3.新たな入会資格制度の模索、導入を目的とする。
4.各プログラムを通して、新入会員の育成、絆を構築することを目的とする。
5.OBの方と連係をし、研修生にむけた研修の開催、研修生の学びとなる場の創出を目的とする。
6.日本青年会議所並びに北海道ブロック協議会と連係し、未来に継承出来る研修システムの確立を目的とする。
7.半年間の研修の成果を発揮し、研修生らしさを前面に出し全メンバーが運動の推進力となることを目的とする。
8.LOMメンバーの協力体制を築き、市民の笑顔を創出することを目的とする。
9.創立70周年運営会議と連係し、職務に全うすることを目的とする。
委員長 青塚 昇太 委員 鈴木 達哉 研修生 伊賀 洋志
副委員長 長田 将平 委員 高橋 陵 研修生 五十嵐 直貴
幹事 森本 芳弘 委員 堀田 和宏 研修生 宇佐美 憂弥
委員 江口 哲也 委員 向井 幸生 研修生 志方 光徳
委員 所司 有右
委員長 原口 咲絵
70年もの長きにわたり先輩諸氏が築き上げてきた歴史と伝統を紡ぐことで、私たちは力強い運動を展開できています。発展と成長を繰り返しながら継承されてきた功績は、志を同じくする仲間と歩んだ軌跡であり、次代へと受け継ぐうえで更なる進化が求められています。いつの時代もかけがえのない仲間との絆は組織に力を与える原動力であり、同じ志をもち時間を共に過ごす事で醸成される心と心が繋がる絆を育み続ける交流が必要です。
そのためには、一つひとつの出会いを大切にし、他を思いやり感謝の気持ちをもちながら苦楽を共に過ごすことで、唯一無二の関係性を築いていける場を創出してまいります。そして、メンバーが足並みを揃えて1年間の運動に挑むために、理事長所信表明を強く発信し、先輩諸氏、関係諸団体の更なる理解と協力体制を築く新年交礼会にいたします。さらに、メンバー同士の繋がりを強くしていくために、人と人との輪を広げていける場を企画運営いたします。また、OB会と良好な関係を築き続け次代に功績をつないでいくために、日頃の感謝をおもてなしに込めたOB交流事業にいたします。さらに、同じ志をもちながら関係性を深めていくために、各おまつりでは各組織体と連携のもとメンバーが参加しやすい環境を整えていくことで、接点を広げていくことができるメンバー支援を行ってまいります。そして、これまでの感謝を伝え新たな門出を祝福するために、卒業生の軌跡を振り返り出会えたことの素晴らしさを感じる卒業式にいたします。時間を共に過ごす体験の共有を通じて、互いを知り互いを思いやり行動していくことで絆を育んでまいります。
人と人は時間を共有する事で絆を育んでいきます。絆は人から会へと繋がり、利他の精神をもち交流を続けていく事で繋がりは強固なものへと築き上げられ、地域から期待される青年会議所へと成長した先の運動は、明るい豊かな社会の創造につながると確信します。
1.新年交礼会、OB交流事業、卒業式の実施
2.会員間の心が通う場の企画、運営
3.樽前山例大祭に関する支援
4.スケートまつり、港まつりに関する会議体との連携による支援
5.会員拡大の推進と実施
6.創立70周年に関する事項の全般
1.新年交礼会、OB交流事業、卒業式を通じて会員間、先輩諸氏との繋がりを紡ぐことを目的とします。
2.LOM全体の絆を深めることを目的とします。
3.樽前山神社例大祭を通して交流を深めることを目的とします。
4.メンバー間での交流を深めることを目的とします。
5.新入会員の拡大を目的とします。
6.創立70周年式典事業を通じ対内外との交流を深めることを目的とします。
委員長 原口 咲絵 委員 岩倉 真弘 委員 谷 英彰
副委員長 岩槻 圭太 委員 小堤 敬孝 委員 吉家 守
幹事 古川 拓也 委員 今野 佑亮
副議長 塙 貴文 湊 崇
我々は70年にわたり、時代の変化に合わせて対応しながら地域課題解決に向けた活動と運動を市民や関係各所と連携し展開してまいりました。時代の変化が加速するなかであっても、より良い未来の創造を目標とし、これまでの歴史や伝統を重んじて運動に邁進し続けなければなりません。まちの中心となり地域からの更なる信頼を得るべく、官民一体となったうえで先駆者として能動的に市民を巻き込み運動を展開していく必要があります。
そのためには、地域からの信頼と付託に応えるべく、全会員が市民の先導者である責任を自覚し、我々の運動において明るい豊かなまちを見据えたビジョンの実現に向けて市民を導いてまいります。そして、全会員の役割を明確にするために、実施組織を立ち上げ70周年に向けた意識統一を図ることで円滑な運営をいたします。さらに、歴史と伝統に重視して運動展開するために、他LOMを含めた過去の周年事業や例会を調査分析し、実施組織運営を通して情報共有いたします。また、地域により良い変化をもたらすために、関係各所や市民の皆様に感謝の意を抱き、ビジョンを示すことで共感を獲得し、今後もさらなる付託を得られるように、創立70周年記念式典、懇親会及び記念事業を企画運営いたします。さらに、我々の運動力推進のために、LOM事業としてスケートまつり、港まつりに参画し、会員間の絆を醸成し、市民の笑顔を創出することで地域活性の尊さを共有する機会といたします。歴史を学び積み重ね、関係各所や市民の皆様へ感謝と敬意を携え伝播することで運動の推進力が向上し、かけがえのない繋がりを未来へ波及させていきます。
様々な環境の変化に順応し培われた伝統を、また新たな伝統へつないでいく苫小牧青年会議所の運動は、地域からの根強い信頼を得ることで大きな絆となり、多くの共感を得た魅力あふれる組織へ進化し続けることで、明るい豊かな社会につながると確信いたします。
1.苫小牧青年会議所創立70周年実施組織の立ち上げ及び運営
2.各種周年事業に関する調査分析
3.苫小牧青年会議所創立70周年における記念式典、懇親会及び記念事業の企画運営
4.LOM事業としてのスケートまつり、港まつりに関する企画運営
5.会員拡大の推進と実施
6.創立70周年に関する事項の全般
1.これまでの歴史を調査分析し、LOM全体へ共有することを目的とする。
2.周年事業におけるメンバーの役割を明確にすることを目的とする。
3.我々に関わる全ての方々から賛同と支援をいただくことを目的とする。
4.LOMとしての結束力が高まる事業を構築することを目的とする。
5.新入会員の拡大を目的とする。
6.企画運営を円滑に行うことを目的とする。
運営議長 大西 奏介 副議長 湊 崇
副議長 𠮷川 昌志 議長補佐 早崎 秀祐
副議長 塙 貴文